めし: 2005年2月アーカイブ

b5f84511.JPG時々見させていただいているブログで紹介されていた、中目黒のぺティアンへ行ってみた。
ディナーセット(前菜+メイン)をいただいたのだが、前菜は鴨のスモークサラダ、メインは豚バラのハニービネガー煮を頼んだのだが、どちらもしっかりとした味でおいしい。特に豚バラのハニービネガー煮はソースがおいしい上に、やわらかく煮込まれた肉は脂がとろけてとてもおいしかった。
店員さんは1人のみで、料理からサーブまですべてしてくれていた。それでも客がわれわれしかいなかったので、十分なサービスが受けられた。余計なお世話だが、混んでいたら大丈夫なのだろうかとちょっと心配になった。内装は普通の喫茶店風で良くも悪くもなし。
とにかく特筆すべきはディナーセットが1800円で安い。味はとびきりおいしいわけではないが、満足のいくレベルで、CPを考えると十分な内容。気軽にフレンチを味わえるビストロという意味では、なかなか良いお店。ただ、同じビストロならば、コンコンブルのほうが若干高いが味も良いとは思う。こちらのお店は本当に定食屋の気分で訪れるのが吉。例えるなら八竹亭のフレンチバージョン(店員さんは良い人だが)。
f29e7b75.JPGアマンリゾートを意識したサービスとつくりで、すばらしいと評判のカシータへいってみる。昔は六本木にあったようだが、現在は表参道近くの複合ビル、ラ・ポルト青山内に入っている。彼女がラ・ポルト青山に行きたがっていたので、ついでに寄った感じだ。
結論から言うと、期待はずれ。過剰なサービスは受けられるが、なんかちぐはぐ。まず、ウェイティングバーに通され、バーテンとの会話を楽しみながら準備を待つのは良い。だが、ウェイティングバーとなっているのが店の奥にあるバースペースなので、いったんレストラン内を抜けてから、ウェイティングさせていただく形。スペースをケチったみたいでなんか微妙。席に案内されると、自分の名前の書かれたメニューが置いてあり、今回は予約も取ってなかったので、それはなかなか気が利いていて良いなと思った。だが、良いなと思ったのはそこで終わり。料理の説明は丁寧ではあるが、洗練されていない感じを受けたし、過剰に丁寧なくせに、こちらからの合図などには気づきにくいなど、気がついてほしいところは気がつかないで、余計なことばっかり一生懸命。すべてのサービスにおいて、不慣れなスタッフがとにかく一生懸命背伸びしてがんばっていますという、アイデアだけが勝負の大学文化祭の模擬店のよう。イメージとしては、グローバルダイニングの不自然に元気な接客をもっと丁寧で不自然にした感じ。
内装についても、非常に気を使ってリゾートっぽい木製の家具や装飾品を使っているのだが、天井が配管むき出しの無機質なものになっており、残念。詰めが甘い。音楽もアジアのリゾートのようなゆったりとくつろげる静かな音楽がかかっており、それは好感が持てるのだが、客席間が狭くいっぱいまで人が詰め込まれているため、喧騒にかき消されがちで雰囲気が音楽とミスマッチ。アジアのリゾートでは、もっとゆったりした間取りに、空席もある状況が多いのでゆったりした雰囲気だが、それを東京に無理に持ち込むと、こんな感じで壊れてしまうという悪い見本。
肝心の料理も、大しておいしくない創作イタリアン(フレンチか?ま、どちらでも良いが)。基本を知らずに創作してしまうと変なものができる、というような内容で、とてもコストに見合ったものとは思えなかった。ということで、がっかりして帰った。
※この日は体調が悪かったので、料理の味に対してはちょっと辛口すぎるかもしれないが、おいしい料理でないことは確かである。二度と自分からは行かないだろう。大変申し訳ないのだが、こういう雰囲気だけ重視で値段が高く、料理の味やサービスがついてこないお店は嫌い。
hiroab18d45d.JPG今日は修善寺に向かうので、ずっと前から行きたかったリストランテヒロ・マーレへ。ランチのコースをいただいた。
前菜の白魚のフリットはきれいに上がっていてまずまず。だが、白魚が好きでない彼女の食べていた鮟鱇のフリットの方がぷりぷりしていておいしく感じた。
ヒラメのカルパッチョが絶品。ヒラメはしめたばかりの新鮮なものではなくきちんと寝かせたもので、歯ごたえもやわらかく風味も濃厚。味付けも良質のオイルをベースにしてゴマとバジルの香りというシンプルなもの。普通のカルパッチョとは一味違う、すばらしいものをいただくことが出来た。さすが。パスタはカラスミのパスタ。小田原で取れたというおいしいしいたけとの相性も良く、なかなかおいしいのだが、どうもヒロのパスタは塩味が濃すぎる気がする。メインのサワラのグリルはおいしかった。肉厚でジューシーなサワラをシンプルな塩味に上品なソースで仕上げてあり、パリパリの皮もおいしくいただけた。また、食事にあわせてちょうど良いタイミングでパンが運ばれ、フォッカッチャも全粒粉のパンも焼きたてでおいしかった。ただ、デザートは青山店には大きく劣っている。青山店のデザートは本当においしく驚くことが多いのだが、こちらのフルーツとジュレにバニラアイスは普通のものであった。ただ、今思うとフルーツとリキュール・バニラビーンズの入ったジュレの相性も良かったし、自家製のバニラアイスもまずまずだったかもしれない。もしかしたら青山店がおいしいので、期待のしすぎか。
サービスはフロアに1.5名しか人がいないのに、きちんと行き届いていた。料理の提供の間合いもよく、ミネラルウォーターが切れることもなかった。また、僕の彼女は野菜や魚介類に食べられないものが多いのだが、そちらもきちんとヒアリングした上で丁寧に対応してくれ、とても良かった。
内装は白を基調にした清潔でさわやかな海辺らしいもので、「素朴でおいしいお店」という印象。窓も南東の2面が大きく取ってあり、見える景色は普通の漁港なのだが、太陽の心地よい明かりがカーテン越しに差し込んでいた。席数は少ないが、心地の良い程度の活気があり、良い雰囲気。
この場所で、このクオリティはなかなか貴重。新鮮な魚介と野菜の料理というコンセプトも僕の好みとマッチする。次回からも伊豆や箱根へ出かける際は、早めに予約を取らなくては。
7bc4a1c0.JPG今日は彼女の誕生日。お祝いに、銀座うかい亭へ。八王子のうかい亭を彼女がえらく気に入っていたので、仕事が終わったあとでもすぐにいける銀座店に行くことに。僕も新しく出来た店舗いうことで一度は行きたかったので楽しみだった。
雰囲気は旧家を移築したという八王子店と同様、銀座のビルの中とは思えないもので良かった。ただ、八王子と比べてしまうと微妙な空気感までは再現できていないと感じた。八王子ではもう少しゆったりした満足感が味わえる。それはおそらく、窓と景色の有無、物理的な広さの違い等なのかもしれない。とはいえ、十分に「うかいワールド」が広がっているので、ゴージャスな雰囲気を楽しませていただけた。
ただ、駐車場を用意していないのは不満。電話して聞くと、日産本社の駐車場が近いですとのこと。銀座という土地柄仕方がないのか。タクシー等で来るべきなのかも知れない。
サービスは人員も多く、総じて丁寧で良い。が、今回は残念ながら不満な点があった。ひとつはオーダーをミスしており、途中で確認したにもかかわらず、修正されていなかった。確認の際にドリンクを持ってきた若い女の子に確認を頼んだのがいけなかったようで、きちんと伝わっていなかった。
料理は魚介とお肉両方の付いたコースを選択。前菜のヒラメのカルパッチョは白身の魚の扱いとしてはちょっと新鮮すぎるようで、食感も硬く、味が平坦で少し残念。あわび、鯛のグリルはまずまずおいしい。そして目当てのうかい牛、これはおいしい。それまでに多少のミスがあろうとも、全部帳消しで満足。素材ももちろん良いのだろうが、分厚い鉄板と絶妙な焼加減は自宅ではまねできない。油の部分までおいしく味わうことが出来る素材と調理は見事。最後、〆のガーリックライスもやっぱりおいしい。ぱらぱらに仕上がりながらもっちりとした食感が残っているご飯は、しょうゆの香ばしさもあわせて、おいしい。
総評として、きちんとうかい亭であり満足できるものであったが、時間に制約がないのなら僕は八王子店をオススメしたい。余談だが、僕の中でのうかい亭の位置づけは、純粋に料理の味を求めるというよりは雰囲気も含めて楽しむ店なので、ニューヨークグリル等と似ている。楽しい食事のできるお店である。

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